過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:18:56.09 ID:j48OEh5L0
「行け! サイホーン」

サカキは動じない。岩タイプとひこうタイプの激突、その相性を遺憾なく発揮してサカキは肉弾戦をものにした。

サイホーンとピジョンとのお互い渾身の力込めた正面衝突は、サイホーンの硬い体にヒビが入ったものの、ピジョットは力を使い果たして倒れる。

「ピジョット、戦闘不能」

「行け、カラカラ。ホネこんぼう!」

カラカラはサイホーンの突進を読んでかわし、ピジョットがヒビを入れた場所を正確に打ち砕く。サイホーンは唸り声を上げて倒れた。

サカキがサイホーンを戻す。そして、カラカラの体が光り輝く。

(悲しみを乗り越えたお前は、冷静に状況が見る事ができる勇者だ。お前の力、存分に見せてくれ! ガラガラ!!)

勇敢に自身を守った母と同じ姿、ガラガラは溢れ出る闘気を雄叫びに変える。

「行け! ガルーラ!」

「ガラガラ、ホネブーメラン!」

ガラガラがガルーラへホネーブーメランを投合する。

「二度同じ手は通用しないぞ。……なに?」

サカキの予想に反し、ガラガラは投げたあとすぐにガルーラへ走る。ガルーラはホネーブーメランをかわし、ガラガラに肉迫する。

「よけろ! ガルーラ!」

カーブして後ろから戻ってきたホネブーメランをガルーラが身を捩ってかわす。しかし、ガルーラが避けた所でガラガラが飛び上がり、ホネブーメランを片手で受け取る。

「ホネこんぼう!」

そのままガラガラはガルーラへの脳天へと振り下ろす。しかし、サカキのガルーラは真剣白刃取りでホネこんぼうを受け止める。

「れんぞくパンチ!」

ガルーラが手を離し、中空のガラガラにパンチのラッシュを浴びせた。

「ガラガラ、戦闘不能」


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