過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:22:15.20 ID:j48OEh5L0
ヤマブキシティ。ロケット団によって封鎖されていたこの街は、一人のリザードン使いの通報によって、各地のジュンサーとジムリーダーが包囲していた。

タケシとカスミもヤマブキシティの北から進入し、逃げ出してきたロケット団達を捕らえるのに協力している。

しかし、突然シルフカンパニーから光の筋が天に伸び、轟音ともに崩れ去っていくのを二人は目撃する。

「なにが起こっているんだ……!?」

「早く! タケシ! あそこに向かうわよ!」

「待てカスミ危険だ! おい!」

シルフカンパニーへと走りだすカスミ。タケシも追うしかない。

「あれは……」

西から駆けつけたジムリーダーエリカも、シルフカンパニーから伸びる光を目撃していた。草ポケモン使いの彼女は、あれがなんの光がすぐにわかった。

(レッドさん……!!)

彼女は走る。胸に宿るは確信と焦り。なにか、いやな予感がする。

(ここは……一体……)

ナツメは目を覚ます。体の節々が痛いが、動けない程ではない。また、やけに回りが暗いことに気づいた。

(どこかの……洞穴? レッドたちは!?)

無我夢中で行った最後のテレポート。ここがどこかもわからないが、レッドたちのテレポートがうまく行ったかも確信が持てなかった。

だが、ナツメは気がついた。やけに体が重いと思ったら、レッドがナツメの上にのしかかって気絶している。レッドとナツメのポケモンたちも傍らにいるようだ。

「レッド……息、あるわね。よかった……」

ナツメがレッドの口に手を当てて確認し、安心する。また、少し離れた場所に光があるのにも気づいた。外は遠くないようだ。

(でも動ける状態じゃないわね。なんとかして外に助けを……)


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