過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/13(日) 22:22:05.09 ID:ABky3MGk0
 タケシが庶務を終えた時にはもう日が落ちていた。街灯に沿った道のりに人通りは少ない。

「今だ、フシギダネ! ようし、いいぞ!」

「ん?」

 道から少し外れた場所、家々から離れた場所で掛け声が聞こえた。

 見たところ、10歳そこそこの子供。フシギダネというところからまだポケモンをもらったばかりのトレーナーだろう。

 いいコンビネーションだな、とタケシは感じていた。フシギダネの行動と反応を見てから、ちゃんと次の命令を繰り出している。

「いい連携だな、少年」

「え?」

「すまない、邪魔をしてしまったかな」

 タケシは気づいたら声をかけていた。ジムリーダーという仕事はジム所属のトレーナーの指導も多い。タケシはそれが嫌いではなかった。

「君は、ニビシティの子ではないのかな? あまり見ない顔だけど」

「うん、マサラタウンから来たんだ。ここではジムに挑むつもりで、今はその練習」

「レッド」

「そうか。俺はタケシ」

 フシギダネがレッドの腕に飛び込み、レッドもフシギダネを抱きかかえて笑顔で撫でる。


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