過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/03(日) 00:48:59.48 ID:cwKbWwke0
 再びのピジョットとオコリザルの激突。今度は相打ちで両者吹き飛び、オコリザルが着地に失敗する。対してピジョットは空中で身を翻し体勢を立て直した。

「くそ! オコリザル!」

「ピジョット、かぜおこし!」

 オコリザルはかわしきれずに吹き飛び、力なく声を上げて倒れた。

「な!? くそ! 負けた……!」

 暴走族の男はオコリザルを戻し、苦い顔をしながらレッドを睨む。

「俺はマサラタウンのレッド。ポケモントレーナーです ポケモン勝負なら、いつでも受け付けます。……いい戦いでした」

 レッドはピジョットをボールに戻して、自ら暴走族の男に近づいていく。そして、握手をするように手を差し出した。

「なっ……なんのつもりだ……!!」

「あなたのオコリザル、凄く連携がとれていました。タイプ相性をものともせずに戦う姿は手ごわかった。大事にされてるんですね」

 スキンヘッドの男はキョトンとした後、吹き出して笑った。そしてレッドの握手に応じる。

「ははっ! わかる奴じゃねえか!……マサラタウンのレッドか。次は負けねえぜ」

 そしてレッドの握手に応じた。レッドは続けて話す。

「一つ知っていたら教えていただきたいことがあるんでいいですか?」

「ああん? なんだ?」

「今サイクリングロードで、コースにワイヤーをつけて利用客に怪我をさせる事件が起きています。なにかご存知でしたら、教えていただきたいのです」

「……」


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