過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/24(日) 21:13:01.72 ID:YJF15S+90
 ガラガラのホネこんぼうとニドクインのショルダータックルが激突し、大きな鈍い音と共に空気が振動する。

 両者一歩も引かない。間髪入れずサカキの指示が飛んだ。

「にどげり!」

 ニドクインがガラガラ目掛け足を跳ね上げ、ガラガラはもろに喰らい上空へと飛ばされた。いや、違った。

(ニドクインの蹴り足に乗って自ら飛んだだと!?)

「振り下ろせ! ホネこんぼう!!」

 太陽を背にしたガラガラが空中で身を翻して回転し、その勢いのままニドクインへホネこんぼうを振り降ろす。

「カウンター!」

 ガラガラのホネこんぼうがニドクインの顔を吹き飛ばすのと同時に、ニドクインの拳がガラガラの腹部へ深くめり込んだ。

 一瞬の静寂。ガラガラの腹部からニドクインの拳が抜け、そのままガラガラが地に沈むと同時に、ニドクインがゆっくりと倒れ伏した。

「よく当てた、ニドクイン。戻れ」

「ありがとうガラガラ。戻れ」

 相棒を賞賛し、すぐに戦いへと思考を切り替える。

「行け! ピジョット!」

「行け! ニドキング!」

(ニドキング! ここで来たか!)

 レッドは武者震いした。かつてフシギバナのソーラービームに真っ向から立ち向かい、倒しきれなかった相手。

(だが、それがなんだ)

「勝つぞ! ピジョット!」

「ピジョォ!」


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