過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/17(木) 00:18:34.53 ID:CXpFsnIc0
「ははは、そんな弱っちいポケモン出してよくカッコつけれたもんだな坊主!」

「……」

 しかしレッドの眼光の鋭さは変わらない。コイキングもよく耐えていた。

「ちっ! 気に入らねえなその眼! ズバット!」

「ギャア!!」

 コイキングを襲っていた刃がレッドの頬をかすめる。

「あっあんた! レッド! どうして他のポケモンを出さないの!」

 岩をどかし、かろうじて顔が見える程度に穴が空いた土砂からカスミの悲鳴が響く。

「違う」

「なに?」

 レッドの声は、憤怒に満ちていた。

「あんたにはわからないのか。ズバットの気持ちが」

「ズバットの気持ちだあ? なにを訳のわからないことを」

「コイキングがここまでなぜ耐える事ができていると思う。あんたの命令に対して、どうして俺がこの程度ですんでいると思う?」

「なにぃ?」

 ロケット団の男はレッドの顔を見る。確かに顔を切り裂いたつもりだったが、かすり傷程度ですんでいる。コイキングも思えば、硬すぎるような……


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