過去ログ - 八幡「なあ雪ノ下。俺と」雪乃「ごめんなさいそれは無理。だけど――」
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[saga]
2014/07/13(日) 20:21:54.28 ID:bUv+jJwJ0
「……」
「……そう、そうよね」
何を言えばいいのかわからなくて黙っていたら、雪ノ下が俯いてしまった。
何に納得したのだろうか。そうよねって、なにが。
……さて、どうしたものか。
十中八九、雪ノ下は本気だ。本気で、俺に交際を申し込んでいると見える。
ここでこの告白を真に受けたとしたらどうなるか。
たとえこれがドッキリや冗談のたぐいだとしても、俺がからかわれ、黒歴史が一つ増えるだけだ。
枕を濡らす日々が始まるが、、それだけで済む問題であるとも言える。
大体、雪ノ下雪乃は嘘をつかない人間だ。ここは本気ととらえて間違いない。
……いや、文化祭で学んだばかりじゃないか。そして、さんざん自己嫌悪に陥ったばかりじゃないか。
しっかりしろよ比企谷八幡。
雪ノ下でも嘘をつく。
そして、それを許容できずにいる自分自身に嫌悪したんだ。
今さっきの事だ、もう忘れたのかよ。
ならば、冗談であり、ドッキリである…つまり嘘である可能性も、やはり考慮に入れておいた方がいいだろう。
まあそれでも、やはり俺のやることは変わらないのだが。
「雪ノ下」
「なにかしら、比企谷くん」
俯いたままに雪ノ下は応える。そのため、表情は見えない。
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