過去ログ - 八幡「なあ雪ノ下。俺と」雪乃「ごめんなさいそれは無理。だけど――」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/13(日) 20:23:02.90 ID:bUv+jJwJ0

雪ノ下が顔を上げた。
ぽかん。そう表現するとちょうどいいような、間の抜けた顔をしている。


「それはどういう意味かしら」


まあ、意味わかんないよな。
だから、しっかりと説明してやることとしよう。


「この文化祭ではいろんなことがあったよな。相模が依頼をしてきて、お前のねぇちゃんが余計なことを言って混乱を生んで。そして、お前はその混乱をものともせずに、その過負荷を問題なく一人で消化していった。でも、体調を崩したんだよな、過負荷に耐え切れずに。そんな折に俺がお前をお見舞いに行って。恩着せがましいかもしれないが、結構お前のサポートをしたと思うんだよ」


「……何が言いたいのか、さっぱり話が見えてこないのだけれど」


濡れた瞳がまっすぐ俺を見据える。
いや、まっすぐじゃないな、瞳は小刻みに震えている。混乱しているのだろうか。
何を言っているのかさっぱりだ、告白の返事はどうなっているのか。
そう訴えかけているように見える。


「まあ聞け。それから、俺が文実をまとめ上げたわけだろ?お前が倒れたから、その代わりというかなんというか、まあ、手助けをしたわけだ。お前にはできなかったことを、俺はやってのけた。それに――」




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