36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/14(月) 20:13:06.95 ID:rspByL1c0
スタスタスタ
ほむら(まどかの理想は間違っていないと思う。
魔法少女は人間にとって必要。いつの時代も、歴史の裏には魔法少女が存在して、
そのおかげでこうして文明が発達している。
魔法少女そのものを否定しなかったのはまどかの意志。
そして、インキュベーターを否定しなかったのも、まどかの意志)
ほむら(でも、その理想を叶えるためにまどかは円環の理となった。
一人の少女に背負わせるにはあまりにも残酷な運命)
ツカツカツカ
ほむら(だけど、私は、まどかがそう望んだのであればそれを尊重するつもりでいた。
この世界を、まどかが望んだ状態にする。それが私の使命だと思っていた)
ほむら(ただそれでは満たされないものが多すぎた。
ぽっかりと穴のあいたような心。
あのリボンを握りしめても、私の心を隙間を埋める感情はなかった。
本当はどうすればよかったのか、本当にまどかを失って得られたこの世界が正しいのか)
ほむら(空虚、後悔、喪失感……
さいなまれて、耐え切れなくなったころ、途端に私のソウルジェムは輝きを失い、
円環の理に導かれるの一歩手前まで来たとき、
私の体はインキュベーターの実験に使われた)
ほむら(その時。私が作り出した世界に居たまどかは……
本当にまどかだった)
それがわかったからこそ、あの言葉 あの一言で、私の決意はより固まった)
………………
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