36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/16(水) 18:23:11.23 ID:TmyX6+Eao
各地をさすらっているうちに、自分が魔女であることを知った。
世の不思議、魔法とともにある存在らしい。
確かにいろいろなことが不思議と思い通りになるなとは思っていた。
だがどうでもよかった。
どこへ行ってもどんなことをしていても、やっぱり自分は一人だった。
二十一の時、同じ年頃の青年と出会った。
自分と同じく旅人で、その時はいろいろな情報を交換するだけで別れた。
が、二つほど先の村でばったり再会した。
まあ珍しいとはいえ絶対にないことではない。
あちらは手を振ってきたが用もないので無視して立ち去った。
村を出たのは次の日。
今度は大きい町に入って、そこでもまた青年と再会した。
珍しいとはいえ絶対にないことではない。
だからやっぱり無視をした。
青年は追いかけてきたが適当に撒いた。
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