過去ログ - モバP「俺ってそんなにネガティブ思考ですか?」
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116:誤字が多くてすみません。[saga]
2014/07/20(日) 20:23:44.37 ID:1zlc3fQk0

Part.13「鳴かぬなら 私が鳴こう ホトトギス」


ライヴ当日、ライヴ五分前…

幸子「モバPさん、これはどういうことなんですか?」

モバP「見ての通り、スカイダイビングだが?」

幸子「ボク、そんなこと聞いてませんよ!沙紀さんは聞いていましたか?」

沙紀「聞いてたよ。でも、モバPさんがサプライズの方が良いから教えないでくれって」

幸子「変な風に気を遣わないで下さいよ、モバPさん!」

モバP「ご、ごめん。俺は幸子が喜ぶと思ったから…」ドヨーン

幸子「もっとアイドルの気持ちをよく考えて下さい」

モバP「すみません」ズーン

沙紀「幸子ちゃん、ストップっす。これ以上言ったら…」

幸子「はっ!で、でも!ボボッボ、ボクは寛大な心を持っているので、モバPさんの期待に答えてあげますよ!感謝して下さいね」

モバP「良いよ。気を遣わなくて
    …どうせ俺は業界屈指の駄目プロデューサーなんだから…どうせ、幸子のために考えたことも全部裏目に出る屑なんだよ
    …ハァーー」トボトボ

沙紀「ストップっす!外に乗り出さないで欲しいっす!」

モバP「止めないでくれ!沙紀!どうせ俺は駄目人間…英語にするならThe most MADAOなんだ!
    こんな俺なんか、ここから飛び降りて、アスファルトに叩きつけられてミンチになった方が世の中のためなんだ!」

沙紀「そんなことないっすよ!
   幸子ちゃんはツンデレで、口ではあぁ言ってるっすけど、本当はライヴ前にスカイダイビングが出来て嬉しいんっすよ!
   ね!幸子ちゃん!」

幸子「ふえ?」

モバP「本当か?幸子?」

幸子「(ここでボクが否定したら絶対にモバPさんは飛び降りる)
   …沙紀さんが言ったから言いますけど、本当はボクはスカイダイビングが大好きなんですよ」ガクプル

モバP「でも、震えてるぞ」

幸子「武者震い…じゃなくて、ボクは天使なので、天使震いですよ」ガクガク

モバP「そ…そうか。良かった。俺また幸子に嫌われることしたんじゃないかって
    …よかった。俺プロデューサーやってて良かった」グスッ

スタッフ「CGプロさん、そろそろお時間だ」

沙紀「行きますよ。幸子ちゃん」

幸子「ヒ、ヒィ!!…モバPさん、か、代わってあげてもいいですよ!ボクは優しいので!」

モバP「…幸子、…俺に気を遣って…無理して…やっぱり、俺、死んだ方が……」

幸子「高いところは気分が良いですね!ハハ、ハハハハ……」ピョーン

モバPが飛び降りる寸前で幸子が飛び降りたことで、モバPの命は助かった。
だが、この勇気を振り絞ってスカイダイビングをした幸子の姿がファンに大うけしたこと知ったモバPは幸子に喜んでもらおうと無茶な仕事をとってくるようになるため、幸子はドンドン窮地に立たされることとなる。



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