過去ログ - 「なんてこと……なんてことしやがる……ッ!」
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49:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2014/07/21(月) 16:07:23.36 ID:SJFolgiSo

 瞬間、額に湧き立つ汗。ひり付く唇。
何度でも言おう、カレーだ、私は今、カレーを食べているのだ。

 しかしこのままでは辛さにやられてしまう。

 抜かりなし、福神漬けで中和。
そして水。
再びカレー。

 この黄金パターンに一切の死角無し。美味し、美味し、美味し。

 掬ったルゥに時折交ざる、溶けかけた具はカレーの当たり的存在といえよう。どうだ、この柔らかさ。
口に入れた瞬間、舌で押しつぶす必要も無く完全に溶け切り、後に残すは濃厚なその旨みのみ。


 ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ。


 あえての大音量で豪快に水をあおる。
それもまたカレーの醍醐味。さあこれでまだ食べられる。
手元には皿と銀の匙が残っているのみだが、鍋にルゥは残っている。
そしてジャーのご飯も未だ健在なのだ。旦那がいない今宵この晩、私の夜はまだ始まったばかりだ。



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