過去ログ - 「なんてこと……なんてことしやがる……ッ!」
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83:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2014/08/16(土) 23:24:55.75 ID:Xec8vERTo



「ご馳走様でした」



 両の掌を合わせ、いつの間に完食したのか、少女は食事を終えていた。

 そうするのが当然という動作で、食器を流しに持っていき、洗いだす。
年の割りにしっかりしているものだと少なからず感心した。

 男も最後の一口を平らげると、少女に続き、流しに食器を持っていく。

 今更、少女にどうこうしようなどという考えは消えうせていた。


 片づけが終わったら帰ろう。


 この少女もすぐに通報したりはしないだろう、自分が帰った後は解らないが、それを咎める気は男には無かった。
やはり自分はこういったことには向いていないのだと、どこか諦めていた。




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