過去ログ - 「なんてこと……なんてことしやがる……ッ!」
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9:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2014/07/14(月) 00:27:51.02 ID:4ENc1A5go


「あ……ああ……ああ……」


 給湯室にいるであろう人物に頭を下げよう、『少し分けてください』とそう言うのだ。
だが、しかし、その時、突然。



 ミソだ。



 日本人ならば、日本に来た者ならば誰しもが嗅いだことのある香り、これはミソが湯に溶かれた匂いだ。
野菜炒め、深夜、湯に溶かれたミソの香りとなれば、この状況であれば『アレ』しかない。



「ミソ……ラーメン……だと?」



 悪魔だ……こいつ……どこまで行く気だ……


 早く残務を終わらせなければ、私には帰りを待っている妻が。


 何故、私の足は給湯室へ向かう。


 早く書類を作成せねば、納期が、クレームが。




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