過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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756: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/10/13(月) 14:30:25.72 ID:EwfYGg8y0
伊吹「摩耶・・・早く行こう?」

摩耶「・・・ああ」

そして摩耶が入ったと同時にエレベーターが閉まり、動き出す。


---今に思えばアタシは何もできないだけだと思っていたのかもしれない。

こんな暗くて陰惨な気持ちを持っていたからだろうか。

だとしてもアタシはアタシらしくいたい。才能が無くても皆は受け入れてくれた。

何もない自分をだ。これと言った特徴も無くメンタルは普通・・・だと思っている。

だから裏切り者は居ない。そう・・・ありたいぜ。

ここに居る奴は誰もしゃべらない。かなり緊張しているようだ。

最初に起きた会議の空気とは・・・少し違う気がする。

ピリピリしているちゃあしているが・・・言い表すことが出来ない。

戦場とは違う空気。

今までは奇跡的な回避と絆で生き残ってこれた。

だが今回は違う。

「誰かを殺す」と言うことが解放条件なのだ。しかもこの手で、みんなと。

会議で処刑された大鳳の最期を思い出した。

死ぬことを恐れないように見えた。もしかしてアタシだけなんだろうか?だとすればそうとうイかれてるぜ、おい。

けど---

これで最後なのだ。喚いても憎んでも後悔しても・・・最後の会議だ。

何もかもが全力。己の全てを駆使して友を疑い、信じ

---騙す。

おそらくこの会議の真骨頂なのだろう。モノクマにしてみりゃ。


チン


エレベーターが開く。


摩耶(やってやろうじゃねーか!)

そう言うと摩耶は---力強く配置に着いた。



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