過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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◆jPpg5.obl6
[saga]
2014/10/31(金) 22:08:05.87 ID:kwHSeDtm0
いつも流れる起床アナウンスの最悪さを感じたのは最初だけだ。
今は特に気にもしていない。
吹雪「食堂に行こうかな・・・」
---この鎮守府に着任してそうそう、「超艦隊級の艦娘」達が閉じ込められた。それが数日前の出来事。
ここの希望ヶ峰鎮守府。戦果を特に稼いだもの。社会貢献しているもの。その中でも1流の才能を持つ者だけが着任可能な鎮守府、それが「希望ヶ峰鎮守府」なのである。そこには「超艦隊級」と呼ばれている。特に才能が無くおまけに戦果らしい戦果を挙げてないのに何故来れたかと言えば、彼女は抽選で選ばれた「超艦隊級の幸運」だからだ。
鎮守府に入ったら意識を失ったかと思ったら・・・閉じ込められていた!しかもいきなり提督と名乗るクマ(を操る人物)により「コロシアイ」がはじまったのだ!
クマは・・・「モノクマ」は外に出てけりゃ沈めろと言うのだ。しかもカメラは壊せずモノクマは爆弾付きな上に何体もいる。
迂闊には手を出せないという訳だ。おまけに危害をしようものなら「罰」を与えると言うではないか。
以上がこの鎮守府に居る皆の状況と彼女---吹雪---が居る理由である。
吹雪は食堂に行く前に机に置きっぱなしの脱出スイッチが目に入った。
吹雪(もしかしてこれは「電パチ」と言うものじゃないのでしょうか・・・?)
ふとその考えが過ぎる。前に居た仲間にいたずらでやられたことがあったのだ。
スイッチを押すと静電気みたいなものが流れるもの。やられた方はそこが少し痺れる。
だとすれば最悪のジョークグッズだ。
吹雪(でもどうにかして出ないとダメだけど・・・モノクマの考えには乗りたくないですし・・・うーん・・・)
吹雪(みんなで協力すれば・・・?)
みんな、と言ったが全員がまだ会って日が浅い。信用なんてとんでもないだろう。でも何故か、何故かだ。ここの「仲間」が自分が例え・・・沈(し)んででも護る価値があると言うことに。
吹雪(・・・どうして・・・どうして私は彼女たちを信用できるのでしょうか?)
薄っすらと、薄っすらと思い出してきた。けれど---
ピンポーン
部屋のチャイムが部屋に響いた。
吹雪(誰なんでしょう・・・?)
少しふらついた。そして頭痛が起こり始める。
尋常じゃない痛さ。頭をハンマーでおもっきり何度も殴られたくらいの感じだ。
吹雪(出ないと・・・)
戸を開けるとそこには那珂がいた。
那珂「えーと・・・吹雪さん。私の部屋・・・変わってくれないかな?ドアから叩く音が聞こえちゃって・・・」
その時からだろうか。頭痛がさらに悪化していく。
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