過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
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◆jPpg5.obl6
[saga]
2014/11/01(土) 22:43:26.60 ID:u09xgYeC0
モノクマ「ぎゅむ・・・」
龍田「これで満足したかしら?」
モノクマ「そっちこそ」
龍田「んー?」
モノクマ「提督ことモノクマへの暴力行為を禁じる。軍紀違反だね・・・」
吹雪(殺される・・・!)
言葉のいみから分かっていた。けど動けなかった。
そう思っていた。
吹雪(あれ・・・?何で彼女を・・・護って・・・?)
モノクマ「吹雪サン?どいてもらえないかな?」
吹雪(龍田サン・・・違う・・・彼女は・・・)
モノクマ「もういいや。まとめてオシオキだ!召喚魔法!助けてー!グングニルの槍ーッ!」
そう叫ぶのと同時に・・・
彼女を突き飛ばし・・・
吹雪「「天龍サン」・・・!逃げてッ!早くッ!」
龍田?「・・・え?」
吹雪の言った言葉に、龍田の姿をした少女は驚きのあまり目を大きく見開いた。
そして吹雪を救おうとしてか、あり得ないスピードで吹雪をかっさらい、助けようとした。
次の瞬間には吹雪がいた場所には無数の槍が付きだされていた。
龍田?「嘘・・・だろ」
そのことに当事者は元より周りの艦娘達も目を見張った。
床や壁に恐ろしい速度で機械仕掛けの槍が何本も射出されたからだ。
だが、吹雪には確認する間もなく---
吹雪(あれ・・・?どうして今龍田サンのことを天龍サンって・・・)
吹雪(天・・・龍・・・サン・・・?)
そんなことを考えていると・・・わき腹に鋭い衝撃がきた。
死の臭いが、激痛が背骨を通じて駆け巡る。血と油と艤装を貫き・・・
霧が一瞬にして「死」へと変わった。そして幸運にもスイッチを押したことにより思い出した。
これは・・・「脱出スイッチ」であると言う事実にようやく気付いたのである。
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