過去ログ - ハンナ「アフリカじゃあ水の一滴が血の一滴だ」エーリカ「オシッコでも飲めば?」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/15(火) 14:03:23.68 ID:Ek3/rT4fo
ブリーフィングルーム

美緒「尿を飲み水にしなければならないほど、困窮しているのか?」

ハンナ「これは驚いたな。まさか、あの坂本少佐からそんな質問が飛び出すとは」

美緒「なに……?」

ハンナ「そういうのを愚問というんだ」

美緒「……」

ハンナ「確かに世界各地から物資は届く。水の補給は何よりも優先させている。でも、それでも、水は足りていない」

美緒「そうか。すまん」

ハンナ「ウィッチが潤う分には問題はない。でも、アフリカに住んでいる者だっている。その者たちは今でも飢えと渇きの恐怖を味わっている」

美緒「噂には聞いている。お前がウィッチの補給物資をそういった者達へ配給していると」

ハンナ「やめてくれ。あんなのは焼け石に水だ。誰も幸せにならない。私の自己満足だ」

美緒「そんなことはない。お前の人望の厚さもそういった日ごろの行いがあってこそのはずだ」

ハンナ「好かれるのは結構だけど、事実として私は誰も救えていないんだ。ネウロイの脅威から人々を守れても、飢えと渇きからは守ってあげることができない」

美緒「マルセイユ大尉……」

ハンナ「だから、水を一滴でも搾り出せるなら私はなんでもする。そう決めている」


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