過去ログ - めう「お嬢様めうめうと執事ひなひな」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/16(水) 00:54:15.66 ID:eVlFbbiuo
日向は縛られためうに向かい合い、縄を解いてあげました。
めうが着ているドレスは洞穴の泥でどろどろになっています。

日向「めめお嬢様!何故こんなところにいるんですか!」

めう「ひ、ひなひなに会いたかっためう……」

日向「だからって一人で外の山道なんて危険過ぎますっ!
   さっきみたいな抜けてる山賊ばかりじゃないんですよっ!少しは自身の事も考えて…」

そこで日向は言葉を詰まらせました。
目の前のめうは大きな瞳を潤ませています。
そしてぼろぼろと涙を零し始めてしまいました。
めうはわんわん泣きながら日向にしがみつき、ぽかぽかと日向を叩き始めました。

めう「嫌だもん!めうはひなひなと一緒にいたいんだもん!」

日向「ちょ、めめお嬢様、今日の昼には戻るって当主様言ってませんでしたか?」

めう「そんなの嫌だもん……少しでも離れるのはやだもん……」

今のめうはまるで駄々っ子です。
日向は困惑しました。
執事の代わりにメイドがついていたのではなかったのでしょうか?
自分でなければ嫌だとでも言うのでしょうか。
これではまるで……。
日向はめうを撫でながら髪に付いた泥を避けてあげました。


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