過去ログ - ドンキー「おれたち、もう終わりにしよう……」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/07/16(水) 00:35:32.34 ID:TQKMLtlSO
ドンキー「ま、まて!まってくれディディー!」

ドンキーは慌ててあとを追ったがディディーの姿はどこにもなかった。

ドンキー(な、なんて速さだ……いや、なんてことだ……。ディディーがあんな冷たい目でおれを見るなんて……。
     でも全ては優柔不断なおれが悪いんだ。自業自得だよな……。
     おれはあいつと相棒という関係をやめたかった。ただそれだけだった、それだけだったのに……)

ドンキー「と、とにかくじっとしてる場合じゃない。探しに行かないと……」


――その後、ドンキーは普段ディディーが行きそうなところを片っ端から当たった。
しかし結局ディディーを見つけることはできなかった。
諦めて家に戻ったのは夜がすっかりふけてからのことだった。

ドンキー「こんなに暗くなったらもう探しにはいけないな。ディディー、どうか無事でいてくれ……」

ドンキー「……バナナを食って落ちつきたいが今はなにも食べる気になれない。今日はとりあえず寝よう」

ドンキー(あいつはただおれの前からいなくなっただけだ。明日になったらいつもみたいにひょっこり現れるにちがいない。
     今さら謝ってすむ問題じゃないが、明日あいつに会ったらまずはちゃんと謝ろう。
     仲直りして、一緒にバナナ食べよう)

ドンキー「ディディー……明日はなにがあってもお前を見つけるからそれまで無事でいてくれよ……」

悶悶としているうちに、ドンキーはいつしか眠りについたようだった。



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