過去ログ - 【安価&コンマ】新たな魔法使いが生まれた【仮面ライダーウィザード】
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◆aGwfZTc7eA
[saga sage]
2014/10/06(月) 23:06:31.29 ID:GueIH1O20
「――――っ」
口をポカンと開けて呆然とする守屋、余りにも"呆気ない"、どれだけ叩いても効き目が無かったのに、
逃げるしか無かったのに……こうも、こうも簡単に――"倒せてしまう?"。
嵌められた指輪と、魔法使いウォーロックが関わるだけで、こんな簡単に倒せる。
「グァッ!!」
「こらぁっ! しっかりしろーっ!」
「っ!! うおおっ!!」
少し離れた大木に隠れていた先峰の叱咤を受け、自分に突き出された槍を掴みつつ躱し、警棒を胸部に突き立る守屋、
怯み後ずさるグールを槍を離さず、ロー、ハイ、ミドルと蹴り込み、警棒を左手に持ち替え、繰り出した"風を纏う"右の拳は、
グールの顎に着弾する。 殴られ後ずさるグールはうつ伏せに倒れ、爆発した。
切れた息を整える守屋は自分と同じく、グールの迎撃に出た、ウォーロックの姿を探し……別の意味で唖然とする。
【ロックッ!!】
ウォーロックの前面、三角形を描く様に展開される三つの魔法陣から一つずつ飛び出した鎖は、
前面に展開していた十のグールに向かいこの魔法の目的である拘束はせず、其々の鎖がグール達に攻撃を仕掛けながらも
一か所に集める働きをする。 グール達はロックの鎖に対応できず、なす術無く一か所に纏められ、主の操作に忠実に動く鎖達に縛られ――
「はっ!!」
主の命令により、鎖達は一気にグール達を締め付ける、僅かに抵抗を見せていたグール達だったが、耐えきれずに爆散した。
翳した手をゆっくりと下し、ウォーロックは呆然とする守屋の元へ駆け寄る。
一応の危険を脱したと判断した先峰も守屋の後ろから駆け寄り、守屋の肩をポンッと叩いた。
「……無事か?」
「仕方ない仕方ない、切り替えて頑張ろう、ね?」
「――はい」
「…………」
情けない様な仕方ない様な、不思議な気持ちに襲われる守屋。
しかし現状に悩みを持ち込んでは警備に支障をきたすと己を律っし、守屋は気を引き締める。
そんな守屋の肩にウォーロックは手を掛ける。 何事かと内心警戒する守屋に、ウォーロックは語りかける。
「その指輪の力、君なら使いこなせると俺は判断した。 落ち込む事は無い、手段の一つとして、使えば良いさ」
「――ウォーロックさん」
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