過去ログ - 兵士1「暇だなー」兵士2「そーっすねぇ」
1- 20
22: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:46:21.53 ID:SyzHXjdx0
兵士2「でも、ああいう人が直属の上司ならまだやりがいがありますよね」

兵士1「そうそう、俺らの部隊の上司なんて見てみろっての」

兵士2「ガッチガチの分からず屋」
以下略



23: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:47:44.52 ID:SyzHXjdx0
兵士2「誰もかれもが仲良くなれる、なーんて思いませんけどね」

兵士1「必要以外なら、こうして話の合う奴と酒が飲めればそれでいいんだけどな」

兵士2「照れますねぇ先輩」
以下略



24: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:48:33.77 ID:SyzHXjdx0
兵士1「そういえば、戦争が終わった後に国のトップが変わったって話もあったが」

兵士2「先代の息子さんが王になったんでしたっけねぇ。側近様や総隊長は顔を知ってますけどそっちは見た事も無いです」

兵士1「雲の上の存在なんて興味ないからなぁ」
以下略



25: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:49:34.17 ID:SyzHXjdx0
兵士1「それは適任がやるべきなんだよ。俺たち一兵はおとなしくしていればいいんだ」

兵士2「そしてストレスを溜めこんで」

兵士1「また酒を浴びるっと」
以下略



26: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:50:10.71 ID:SyzHXjdx0
ドンドン

「誰か、誰かいるか?」


以下略



27: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:50:56.69 ID:SyzHXjdx0
ガチャ


男「悪い、少し匿ってくれないか?」

以下略



28: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:51:54.10 ID:SyzHXjdx0
兵士1「とは言っても」

兵士2「こっちも仕事ですし」

男「これで許せ」ドン
以下略



29: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:52:48.15 ID:SyzHXjdx0
兵士1「しっかしこんな珍しい物を持っているとはなぁ。アンタいいとこの坊ちゃんかい」

兵士2「身なりがいいですしねぇ。そこそこの銘家とかじゃないっすか?」

男「ん、まぁ……な」
以下略



30: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:53:38.86 ID:SyzHXjdx0
兵士1「ああ、銘家で思い出した。現国王の出生ってのがよ」

兵士2「先代の子じゃないんですか?」

兵士1「ああ、そうなんだけどよ。実は生まれてからずっと一般の国民に預けられて育てられてたらしいんだ」
以下略



31: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:54:37.98 ID:SyzHXjdx0
兵士2「でも、それで育ってきたのなら国王として勤まるんでしょうか?」

兵士1「普通なら無理だろうさ。本人がよっぽど努力もしなきゃいけないし。何より言ってしまえば素人だ」

男「そう、だからこそ近しい者からの助けが必要であり、民からの支えが必要なんだ」
以下略



32: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/07/17(木) 21:55:29.95 ID:SyzHXjdx0
男「必ずしも国民の期待に応えられるとは限らない。その為の批難を受ける事も覚悟しなきゃいけない」

男「国民の苦労全てがわかるなんてことも出来ない。だから少しずつでも対等でなければいけない」

兵士1「その為に一般に育てられたって考えも出来るけどな」
以下略



45Res/23.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice