過去ログ - 春紀「幼少の記憶」 -SS速報VIP

過去ログ - 春紀「幼少の記憶」

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24:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 04:54:58.36 ID:sumeQb6wo
・・・

冬香「お兄ちゃんお仕事大変だろうなー。帰ってきたらうんとマッサージでもしてあげよっと」

春紀「なぁ冬香。雨止まないね・・・。」

以下略

25:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 04:55:57.45 ID:sumeQb6wo
※夜　事務所内※

？？？「案外あっけないな」

○○「はぁ・・・はぁ・・・（ダメだ。まったく歯がたたない）」

以下略

26:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 04:57:21.05 ID:sumeQb6wo
？？？「これから殺されるというのになぜ笑っていられる」

○○「守りたいもの何一つ守れない兄ちゃんで済まないなってさ。情けなくて笑っちまうぜ」

○○「あいつらも・・・ずっとこんなふうに笑ってくれるといいんだけどな・・・」

以下略

27:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 04:58:49.19 ID:sumeQb6wo
○○「もし世界が赦しに満ちているなら・・・」

○○「もし世界が赦しに満ちているなら・・・兄ちゃんのこといつか赦してくれるんかな」

　自然と笑顔が溢れる。もはや自分の意志ではない気がした。それが諦めからくるものかどうかは定かではないが。

以下略

28:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 04:59:59.46 ID:sumeQb6wo
○○「・・・・・？」

　その唐突な出来事に言葉を失う。

？？？「呆れた。殺す価値も無い。」

以下略

29:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:01:19.81 ID:sumeQb6wo
※夜　人気のない公園※

○○「とりあえず雨が止むまではここで休もう」

　ボロボロになった体をできるだけ人目につかないように引きずりながら家からそう遠くはない公園までやってきた。

以下略

30:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:03:11.78 ID:sumeQb6wo
○○「あいつらこんな状態で帰って来たらビックリするだろうな」

　まだ冗談を言う余裕はあるみたいだ。

○○「一応金は持ち帰ってくることには成功したが・・・」

以下略

31:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:03:50.75 ID:sumeQb6wo
・・・

？？？「・・・・ちゃん・・・！！！！」

？？？「・・・・ちゃん・・・きてっ！！！！」

以下略

32:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:05:32.22 ID:sumeQb6wo
・・・・

春紀「兄ちゃん起きてっ！！！！」ｸﾞｽﾞｯ

　ハッ！と目を覚ますと目の前には泣き崩れている春紀がいた。

以下略

33:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:06:20.99 ID:sumeQb6wo
春紀「なんだか兄ちゃんが死んじゃうような気がして・・・だんだん不安になって・・・」ﾋｯｸ

春紀「胸の奥がへんなかんじになって・・・ざわざして・・・」ﾋｸ

○○「・・・心配かけてゴメンな・・・」ｷﾞｭ

以下略

34:ぽじたま ◆Thw6ctBVypy4[saga]
2014/07/19(土) 05:07:31.14 ID:sumeQb6wo
・・・

○○「冬香はどうしたんだ？」

春紀「必死にダメだよって止められたけど出てきちゃった」

以下略

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