6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/17(木) 21:23:21.26 ID:uaZw97gr0
>その男は、鋼のような上半身を晒け出し、魔王を威圧するようなポーズで身構えていた。
武闘家(73)「破壊力は相変わらずじゃな…長い眠りで寝ぼけてないようで、安心したわい」
>その女は、おどけた表情を浮かべながらも、刃物を握り締めながら軽い調子で言った。
盗賊(75)「やれやれ、姿を現す前にやるとは怖い怖い。やられる前にやれってのは基本だねェ」
>その女は、煙が晴れると同時に護りを解き、魔王を冷静に見つめていた。
賢者(67)「姿かたち、まるで変わりがない…思い出しますね、昔の戦いを」
>その男は、使い古した剣を堂々と掲げ、自信と高潔さを全身から溢れさせていた。
勇者(69)「久しぶりだな魔王…この勇者、貴様を封印しに再び参った!!」
魔王「え…勇者一行?」
勇者「フッ、やはり50年も経てばわからなくなるか。そう、俺たちは、お前を封印した勇者一行だ!」
魔王「ちょっと待てぃ、普通その子孫とかが来るだろ!!何で年老いたお前達が来るんだよ!」
賢者「貴方の言う「普通」がわかりませんが」
武闘家「こんな重要任務、若造には任せられんわい」
盗賊「ま、あの頃の私らも十分若造だったけどねェ」
19Res/16.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。