過去ログ - 【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」
↓
1-
覧
板
20
853
:
◆t1Nvij173s
[saga]
2015/06/19(金) 11:35:17.33 ID:B4Y+jq3c0
癒境「強いんだな斬咲」
斬咲「癒境が弱っちいだけだろぉ?」
癒境「う…まぁ、あんまり得意ではないな」
斬咲「そんなんでよく俺を誘おうとしたなぁ」
癒境「んな事言われても…」
斬咲「さて、気が済んだならさっさと帰らせてもらうぜぇ」
癒境「あ…」
立ち去ろうとする斬咲に、癒境は何か言いたそうな表情だ。
それに気づいた斬咲は足を止め、振り返る。
斬咲「何か言いたそうだな癒境」
癒境「えっと……どうだった?少しは楽しめたか…?」
斬咲「………」
楽しめたか…というのはおそらく先程のビリヤード対決の事だろうと分かる。
斬咲はしばらく癒境の顔を見ながら黙り込んでいたが、不意に顔をそらし、嘲笑う様な笑みを浮かべる。
斬咲「まったくもってつまらなかったな。相手にならないし、時間の無駄としか思えないなぁ」
癒境「…っ!」
斬咲「これに懲りたら俺をしつこく誘うのは止めるべきだなぁ…じゃあなぁ」
そう言って斬咲は今度こそその場から立ち去る。
癒境「斬咲…」
羽毛「何アイツ。態度悪いわね」
北橋「まったくだわ」
癒境「羽毛、北橋。いつからそこに?」
羽毛「ついさっきよ。それより癒境、アンタはアイツ言いように言われて悔しくないの?」
北橋「誘った癒境に対して失礼過ぎるわよね」
癒境「いや、良いんだ。つまらない思いをさせた俺が悪いんだし…」
羽毛「ホントお人好しよねアンタは…」
斬咲ダイヤは嘘つきだ。
癒境のここ最近の誘いがしつこいと思ったのは事実。ビリヤードが相手にならない程弱いと思ったのも事実。
…だが、まったく楽しくなかったという事に対して、斬咲は嘘をついていた。
弱いけれど、心から自分とのビリヤードを楽しんでいる癒境を見て、斬咲は多少なりとも楽しさを感じていた。
コロコロと表情が変わる癒境を隣で見つめ、密かに斬咲は笑っていた。
斬咲「…ああまで言われたら、もう俺に遊びの誘いなんてしないだろうなぁ」
元より斬咲はああいうタイプは苦手だ。
これを機に自分に近づかなくなるかも知れない事に、斬咲は安心したのと同時に少し寂しさを感じてしまった事に
気づかぬフリをして、授業の準備を整えに行った。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
876Res/420.98 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 【進行は】オリジナルキャラでダンガンロンパ【安価】癒境「2スレ目」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1405607794/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice