1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:33:21.59 ID:b3Afa4Vn0
短いですがアイドルマスターシンデレラガールズの関裕美がメインのSSです。
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2014/07/18(金) 02:34:09.47 ID:b3Afa4Vn0
「ねぇねぇ。裕美ちゃん、お願いしたいことがあるんだけど……!」
関裕美「どうしたの?莉嘉ちゃん?そんなに慌てた様子で?」
城ヶ崎莉嘉「どうしたもこうしたもないよーっ!メール見てないの〜?」
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2014/07/18(金) 02:34:41.30 ID:b3Afa4Vn0
関裕美(14)
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城ヶ崎莉嘉(12)
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2014/07/18(金) 02:35:22.97 ID:b3Afa4Vn0
裕美「……。夏休み、田舎で……お仕事?」
莉嘉「アタシも裕美ちゃんと一緒にそこ行くんだよ☆色々なカブトムシ楽しみー☆ってそこじゃないの〜!」
裕美「り、莉嘉ちゃん。ちょっと落ち着いて……。私に何かお願いしたいことがあるんじゃなかったの?」
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2014/07/18(金) 02:35:54.89 ID:b3Afa4Vn0
◇
莉嘉「じゃーん☆どうかな?アタシセクシー?」
裕美「かわいいけど!そんな姿でカーテン開けちゃダメ……!」
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2014/07/18(金) 02:36:38.40 ID:b3Afa4Vn0
裕美「水着を選びたいって言ってたけど、莉嘉ちゃんの学校水泳の授業ないの?」
莉嘉「あるよ〜。体育で泳ぐのすっごい楽しいから、大好き!でも、学校の水着可愛くないし……」
莉嘉「他の可愛い水着もあるんだけど、やっぱりPくんを悩殺するには、いままでのじゃダメかもっ!って思ったんだー☆へへ〜」
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2014/07/18(金) 02:37:32.50 ID:b3Afa4Vn0
莉嘉「時間が空いたら泳いでもいいって言ってたから、ガンバって可愛い水着選んじゃうの!」
裕美「ふふ……。莉嘉ちゃん可愛いから、どんな水着でも似合うと思うよ」
莉嘉「ありがと〜♪でも、アタシだけじゃ不安だし、裕美ちゃんも行くなら可愛い水着を着ちゃおうよ〜☆」
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2014/07/18(金) 02:38:07.17 ID:b3Afa4Vn0
裕美「い、いいよ。莉嘉ちゃん。私に可愛いのは……」
裕美「可愛いのは……」
裕美「……」
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2014/07/18(金) 02:38:57.33 ID:b3Afa4Vn0
莉嘉「?どーしたの裕美ちゃん?ねぇねぇ、これなんてどうかなー?」
裕美「(可愛いのなんて似合わない……。ずっとそう思ってたっけ……)」
裕美「(でも、こんな私でも可愛くなれるって、ずっと応援してくれて……)」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:39:37.65 ID:b3Afa4Vn0
莉嘉「ピンク色のこれ裕美ちゃんに似合うと思うんだけど、どうかなっ?アタシもお姉ちゃんほどじゃないけど、センスには自信あるよっ♪」
裕美「その水着可愛いね、莉嘉ちゃん。……ありがとう、ちょっと試着してくるね」
莉嘉「いってらっしゃーい!……わっ、このビキニ小さいのに凄い高い……!」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:40:15.76 ID:b3Afa4Vn0
裕美「そんな私が、アイドルになって、輝けて……。皆を笑顔にできたんだよね」
裕美「莉嘉ちゃんみたいに悩殺とまではいかなくても、こんなに可愛い水着を私が着たら、Pさん喜んでくれるかな?」
裕美「そ、それじゃあ恥ずかしいけど……着てみ 莉嘉「ねーねー裕美ちゃん!その水着どんな感じー!?」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:40:53.55 ID:b3Afa4Vn0
◇
裕美「……じっと見てなくてもいいよ?サイズは計ったから、別のことして待ってても……」
莉嘉「いーの♪裕美ちゃんがアクセ作ってるところみたいもん☆」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:41:20.73 ID:b3Afa4Vn0
裕美「莉嘉ちゃん髪2つに纏めてるからね、2人で作れば丁度いいかな?……はい、できたよ。手を出して」
莉嘉「あーっ!完成するところアタシ見てないよー!」
裕美「ごめんね、サイズはぴったりだと思うんだけど……」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:42:03.60 ID:b3Afa4Vn0
◇
莉嘉「おっはよ〜Pくん!アタシ今日すっごい楽しみだったけど、ちゃんとお布団はいったよー!」
モバP「おはよう、莉嘉、裕美。こんな朝早くに集合させて悪かったな。現地には車で向かうから、車の中で寝ててもいいぞ」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:42:47.44 ID:b3Afa4Vn0
莉嘉「アタシPくんのとなりー☆……えへへ、ほらほらPくんはやく行こうよー!」
モバP「あまり急かすなって……。それじゃあ裕美は後部座席に乗ってくれ」
裕美「うん、それじゃあお邪魔します」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:43:18.30 ID:b3Afa4Vn0
モバP「運転中は勘弁してほしいな。それじゃあ車出すけど、飲み物が欲しくなったらクーラーボックスに入れてあるから」
モバP「朝ごはんはサービスエリアでしようか、気分が悪くなったりしたらすぐに言ってくれ」
莉嘉「うんうん、こうやって車に乗って遠くまで行くのって遠足みたいでわくわくするよねっ☆」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:43:56.69 ID:b3Afa4Vn0
◇
莉嘉「くぅ……くぅ……」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:44:45.35 ID:b3Afa4Vn0
モバP「スペインが初の旅行だって言ってたよな。折角だから、今回も存分に楽しんでくれ」
裕美「うん。それでね、Pさん。莉嘉ちゃんから聞いたんだけど……、キレイな川があるんだって?」
モバP「ああ、莉嘉が凄い楽しみにしてたよ。莉嘉が言うには『Pくんも楽しみにしてていいよー☆』ってさ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:45:21.82 ID:b3Afa4Vn0
裕美「私は……この、サービスエリア限定のアイスでいい?」
モバP「限定とか書かれると欲しくなるよな。じゃあ俺もそれで、すいません、この限定アイスを2つ……。……はい、裕美。こぼさないようにな」
裕美「ありがとう。Pさん。……ん、美味しい!」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:46:20.97 ID:b3Afa4Vn0
『トークバトルの収録も終了した小一時間後、編集部の元に一本の電話が届く、内容は羽根が引っかかってお店に入室できていない女性がいる』
『我々撮影班は真偽を確かめるために現場へ直行する。そこで目にしたものは……』
『レッツ……パーリィタイム!』
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/18(金) 02:47:01.18 ID:b3Afa4Vn0
モバP「しまったDVD再生したままだった。消して消して……と」
裕美「シートベルトしたよ。ここから後どれくらい?」
モバP「ナビの案内だと2時間位だな。渋滞はないだろうけど、小まめにサービスエリアには停まるから、裕美も寝てていいぞ」
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