過去ログ - 【オリジナル】イカロスたちの黎明期
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1: ◆InsSikY0Kc[saga]
2014/07/18(金) 03:35:07.33 ID:MSyWvtZ+0
この、古ぼけた分厚い、「航空史」という茶色の装丁の本を捲ると、所々に写真が載っているのが目につくだろうと思う。

その中に挿入されている写真には、
数の大小はあれど、どれも飛行機の前に、人々が無表情で並んで立っている様子が写されている。

貴方は知り得ないだろう。
その時、彼等の中では様々な感情が涌き出ていたことを。

これは、航空の時代の黎明期を創った人々の、辿っていった道筋の記録である。


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2: ◆InsSikY0Kc
2014/07/18(金) 04:10:16.79 ID:MSyWvtZ+0
王国は大陸の中央付近の、山脈に囲まれた巨大な盆地にある。

山脈は二方向に開けていて、その道を通って交易は行われるが、開けている場所で接する国とは百年ほど友好な関係が続き、王国は、他の外敵から山脈により守られて、安穏な土地となっていた。

その日々が破られたのが五年前である。
以下略



3: ◆InsSikY0Kc
2014/07/18(金) 04:31:37.97 ID:m7TVSjYLO
しかし、ここで問題が起こる。

そもそも竜の絶対数が少ない上、調教の仕方が分からないのだ。

竜は山脈付近に生息していたが、軍団を組むには人の手で繁殖させることが必要であり、何より人になつかないのだった。
以下略



4: ◆InsSikY0Kc
2014/07/18(金) 04:42:14.87 ID:m7TVSjYLO
一方、竜騎士団の設立と同時に、地方の領主であり、優秀な魔法使いでもあるケイリーが、飛行機械という概念を提唱する。

彼は、鳥の空を滑空する様子を注意深く観察し、その飛行の原理について考察した本を出版した。
それと同時に、王に本と、グライダーの模型を献上し、実演して見せた。
結果は大成功で、王に飛行機への関心を強く抱かせることとなる。
以下略



5: ◆InsSikY0Kc
2014/07/18(金) 04:51:41.92 ID:m7TVSjYLO
ここまで
>>1の趣味と妄想全開でお届けする誰得SSです
次回から主人公達が登場します


6: ◆InsSikY0Kc[sage]
2014/07/18(金) 22:40:51.19 ID:MSyWvtZ+0
話の構成に重大な欠陥があったので、このスレは落として暫くしたら立て直します
申し訳ないです


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/19(土) 22:50:13.29 ID:YhVKxj4L0
おう待ってる


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