15:B[sage]
2014/07/29(火) 07:33:46.52 ID:93BVcdXq0
「じゃあ実演してもらおうかな。あ、私達が不合格だと思ったらその時点でバックのことをくすぐり[ピーーー]からそのつもりでね。」
言われなくたって手加減するつもりはない。そんなことをして私に何の得がある?私はお姉ちゃんの上履きを脱がしにかかった。びくりと足が痙攣する。やはり弱点を責められるのには抵抗があるのだろう。しかし諦めているのか特に暴れたりなどはしない。
「へぇ、かいちょーは足が弱点なんだぁ。これは見落としてたなぁ。さくら失敗したねぇ。」
「いいじゃん。電気あんまの方がキモチヨクさせてあげられるし。」
ゲス共の会話が遠くに聞こえる。白いソックスに包まれた足。その足裏にそっと人差し指を立てる。びくっと足が動き反射的に引っ込めようとするがゴリラの力には勝てない。そのまま指をつぅーっと動かす。お姉ちゃんがばたんばたんと悶絶する。
「あ、あやちゃん。やめっ・・・」
「やめない。」
黙らせたくて一気に引っ掻いた。ゴリラ越しに首をお姉ちゃんがのけぞらせこっちに腕を突き出してるのが見える。
「おーっ、すごい効き目!これはさっき責めなかったの本当にもったいなかったなぁ・・・ねぇ、かたっぽかしてよ。」
私は左足、レズ女は右足を責めることになった。まあどうでもいいが。
「ねえ、かいちょー。どんな気持ちかなぁ?助けに来た人間に痛めつけられるって?」
「・・・」
「き・い・て・る・の・か・な・ぁ?」
「ふんぎぃいいいい!!」
ニコニコしながら足の裏をがりがりと引っ掻く。お姉ちゃんは頭を抱えて腹筋のような動きをしている。申し訳ないが少し面白い。
「あふ、あy、あやちゃんが無事なら・・・お姉ちゃんだから・・・わたしはそれひゅうう!!」
「つまんないなぁ。バック。なにぼーっとしてるのぉ?早くくすぐりなさいよぉ。手が止まってるよぉ?まこもやればぁ?
私はやっぱりかいちょーのかわいいお耳をいじめることにするよぉ。」
少し離れてみていた賢い猿がこちらに来る。外の様子を気にしていたようだ。座り込むと同時にソックスを速攻で脱がした。
「こっちのほうがくすぐったいっしょ。」
まあそうだと思う。しかしこいつはあまり表情を出さない。もしかしたらいじめには実はあまり加担したくないのかもしれない。そう思っていると唐突にお姉ちゃんの足の指を押さえつけくすぐり始めた。
「ああああああああ!!!やべてぇえええええ!!!やだあああああ!!くすぐったいいいいい!やめ!ゆびひいいいい!」
「むぅ・・・難しいなぁ。すごい暴れる・・・足指の動きを止めれば効果的だと思うんだけどなぁ・・・」
あっけにとられてしまった。なるほど、こいつにとっていじめはゲーム感覚なのか。理解した。レズの視線を感じるので私も作業に戻る。隣にならい靴下を脱がそうとすると
「あひひひひひひ、あ、あやじやああんn!たす!たすけ!だずけでえええ!!」
今更何を言ってるんだ?もう戻れない。もう止まれないよお姉ちゃん。だからいじめてあげる。壊れてもらう。靴下を脱がし終わった私はお姉ちゃんの足の指の当たりをこそこそといじくる。ここがお姉ちゃんの一番の弱点なのだ。小さな小さなころじゃれあってくすぐりあった頃私が見つけたお姉ちゃんの秘密。完璧なお姉ちゃんの弱み。ねえ、お姉ちゃん。くすぐったいかな?もっと乱れて。私だけが知ってるお姉ちゃんを見せて。
「こちょこちょ・・・ねえ、どうかいちょー?よく見て。妹のあの目・・・貴女をくすぐること楽しんでるよぉ・・・ほら・・・かいちょーは守ろうとしたのに・・・裏切っていじわるしてるよ・・・どんな気持ち?ねえ・・・」
「あひゃひひひいっははっはは!!!あやじゃああああああんんん!!やだぁああああああ!やめろおおおおおおおお!なんでわだじがあああああ!あああああああ!!!!」
お姉ちゃんが急に喚きだす。うるさいなあ。どうせ何の抵抗もできないんじゃん。ほら、足の指の間とかどうかな?一本一本押さえつけてくすぐってみる。必死に指を曲げて私の侵入を拒むが力づくでこじ開ける。逆らうことは許さない。
「おねえちゃぁん・・・ねえくすぐったいおねえちぁん?指の間はどうかなぁ?ここはどう?ここはぁ?こちょこちょこちょこちょ・・・」
「ああああああああああ!!!!うあああああああ!!!びゃあああああ!!!くしゅぐったあああいいいいいい!おかあさああああんんん!!あやのおおおおおおおおお!!!!やめろおおおおおお!!!」
「やぁめぇなぁいよぉ??わたしはお姉ちゃんのことが嫌いなんだぁ・・・ふぅー・・・小さい頃から嫌いだったのぉ・・・」
レズ女はさっきからお姉ちゃんにキスでもしてるみたいに耳元から離れない。まあどうでもいいや。今はたまらなくお姉ちゃんをいじめていることが楽しい。人生で一番楽しいかもしれない。私はお姉ちゃんが嫌い。お姉ちゃんは馬鹿だから。馬鹿で私の嫌いなお姉ちゃんを私はずっといじめたかったんだ。やっとそれに気が付けたよ。
「わたしだってあんたのことなんてええええええあひゃやひゃはやはやあああ!だいっきらいだあああああああああああ!!!!!」
足にそっとキスをしながらつぶやく。
「私はお姉ちゃんがダイスキ。だいすきだよ・・・」
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