38: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:26:52.07 ID:UutwvfH+0
伊織「さて、買い物も済んだしどう? お茶でもしていかない?」
あずさ「まぁ、うふふ。そうしましょう」
39: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:28:03.14 ID:UutwvfH+0
今日はお休み。
せっかくだからお散歩をしましょう。
コートを羽織って帽子を被ります。
鞄に財布と携帯電話。
40: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:29:42.90 ID:UutwvfH+0
ボトルのキャップを回して開けると暖かそうに湯気が立ち上ります。
一口飲むと紅茶の風味と、ミルクの甘みが口の中に広がってじんわりとした暖かさが広がってきました。
あずさ「う〜ん、美味しい」
41: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:31:59.96 ID:UutwvfH+0
子供「すいませ〜ん、ボール取ってくださ〜い!」
男の子が元気な声で叫んでいます。
足元のボールを掴んで思いっきり放り投げました。
42: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:33:08.72 ID:UutwvfH+0
ねこ「にあ〜」
あずさ「あら?」
43: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:34:47.79 ID:UutwvfH+0
猫ちゃんの後ろを前と同じように着いて行きます。
前は紅葉の絨毯の道を歩いたけれど、今日は枯葉を踏みしめるカサカサとした音の響くどこか寂れた道。
けれど、葉の落ちた木はやがて新たな葉を着けるでしょう。
今はまだ寂しい道だけれど、そんな風に冬を感じられて、まだ見ぬ春に思いを馳せられるこの道もまた素敵な道ですね。
44: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:35:31.04 ID:UutwvfH+0
そんな雰囲気に充てられたのか、少しだけこの商店街に足を踏み入れてみました。
すれ違う人、お買い物をしている人、皆が笑顔で何だか私まで笑顔になってしまいそうです。
暫く歩いていると、向こうから見覚えのある人物が歩いてきました。
45: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:36:21.44 ID:UutwvfH+0
やよい「あ、あずささん!? どうしてここに?」
あずさ「それが、お散歩をしていたらまた迷っちゃって……」
46: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:37:15.38 ID:UutwvfH+0
あずさ「まぁ、そうだったの。ということはお夕飯のお買い物かしら?」
やよい「はい! 今日は週に一度のポイント2倍デーなんですよ〜!」
47: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:38:16.90 ID:UutwvfH+0
カードをしまっているやよいちゃんを見ていたら、お味噌が切れていることを思い出しました。
あずさ「ねぇやよいちゃん、この辺にお味噌を売っているお店はあるかしら?」
48: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/07/19(土) 00:39:13.03 ID:UutwvfH+0
心配してくれたのかやよいちゃんがお店まで着いて来てくれる事になりました。
やよいちゃんに手を引かれて商店街を歩きます。
何だか姉妹になったみたいですね。
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