過去ログ - 安価とコンマで1から物語を作る その7
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2014/08/28(木) 23:41:02.68 ID:3iQkQGLgo
「しかしだ、7番くん。何故あの目つぶしを避けなかった?」
そう、今回の事は納得できないことが多いが何より気になっていたこの件
あのゆっくりと迫りくる手を払いのけられない7番くんではないはずだ
「申し訳ありませんマスター。何故か体が動きませんでした」
「何故か?」
7番くんにしては曖昧な答え方
簡潔に素直に返答するように躾けたはずだが
「理由は…分かりません。あの男の眼を見ると、体が拘束されたようにピクリとも動きませんでした」
「…………まさか、な」
一つ思いついたことがあったが、すぐに却下を出した
よもやこの体になってなお『恐怖』を覚えるなど………そのようなことはありえない筈だ
「マスター。質問があります」
「何かね?」
「何故あの男の体を持ち帰らなかったのですか?」
7番くんから珍しく質問されたかと思えばそんなことか
「気持ち悪いからに決まっているだろう?あんな男の死体。いつ動き出すか分かった物じゃない」
まぁそんなことを言いつつ『魔法の槍』は回収したのだが………ん?
アレ?
いや、まさか……!
「マスター、如何いたしましたか?」
「……いや、何でもないさ7番くん。今日は疲れたろう先に眠っていたまえ」
今は会話なんてしてる場合じゃないんだ!
部屋をひっくり返さん勢いで槍を探す
探し回る………が
「嘘だろ?」
無い
確かに回収したはずの『魔法の槍』が無い
嫌な予感がする
だが、そんなまさか?
「あの傷を負って生きているのか?」
あの男……本当にゾンビなのやもしれん
そんな馬鹿なことを信じたくないとばかりに、一日中部屋を探し回った
結局その槍が見つかることは無かった
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