18: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/19(土) 21:51:27.04 ID:ejWaZZVNo
「んー、そっか。
ほむらはアタシが、誰かのために願った魔法少女、ってものを苦手にしてること知らないもんね。
なら、マミさんのあの反応とアタシが結びつかなくてもしょうがないかな」
「佐倉さん、苦手なんですか?」
「うん。まあいわゆる同族嫌悪ってやつなんだけど。
……ほむらに訊いておいてアタシがあれこれ黙ってるのはよろしくないし、
マミさんしばらく帰ってきそうになくて暇だから、だったらちょっと長い昔話でもしようか」
そう前置きをして過去を語り始めた佐倉さん。
話を最後まで聞いた私は、胸が張り裂けそうなくらい悲しくなった。
そして、それであまりにも思いっきり泣いたものだから、
しまいには私が彼女から慰められるっていう、よくわからない事態になってしまったのだった。
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