5: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/19(土) 21:19:05.00 ID:ejWaZZVNo
「まあ、こんなこと今考えてもしょうがないか。はやくマミさんの家行こうぜ。
ほむら、重要な他の用事とか今日これからないよね?」
「あっ、はい。もちろんです」
私たちは、魔獣退治が終わったら巴さんの部屋でくつろいでお喋りする。
今日の動きはどうだったとか、最近魔獣の数が多いとか、美味しいケーキ屋さんを見つけたとか。
話題は様々で普通事欠かないし、喋ることがその日なくなったとしても、
リビングのTVに映る番組を三人一緒に見ているだけで、私は幸せな気持ちになれた。
「あのさ、気長にやりゃいいよ。アンタは魔法少女になったばかりなんだし、これからだって」
突然そう言ったと思うと、ポン、と佐倉さんが私の背中を叩いて、己に引き寄せる形で肩を組んできた。
びっくりして彼女の顔をまじまじ見つめると、佐倉さんは爽やかに笑っていた。
どうやら私がこっそり落ち込んでいたことをあっさり見ぬかれていたみたい。
なんだか恥ずかしくなって、自然と顔が熱くなる。
110Res/69.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。