57: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/22(火) 01:18:27.60 ID:eOOBDl4/o
右手、左手、両方一本ずつの矢。
彼女が体勢を低くする。
防御に使わなかった方の矢が、私の前に出たふくらはぎを狙い振り下ろされる。
難なく脚を後ろに引いて、身体を寄せてきた彼女に再度拳を打ち込もうとした刹那、嫌な予感がした。
殴ろうと構えていた手を咄嗟に後ろへやって、心臓めがけ飛来していた魔力の矢を掴み無力化。
目の前にいる「ほむら」の矢は二本。
私が瞬時に防御に回せる腕は現状一本。
足で矢の一本、対処するしかない。
しかし、奇襲が丁度予断を許さぬ絶妙の瞬間に行われたせいで、
判断からの反応が間に合わずあえなく失敗した。
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