6: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/19(土) 21:20:45.21 ID:ejWaZZVNo
「ほら、マミさんもそんなぼうっと突っ立てないで肩組んでさ」
「え、ええ?」
困惑する巴さんを、私を捕まえてるのと逆の肩に佐倉さんは問答無用で引っ張った。
佐倉さんの右と左のほっぺたに、それぞれ当たる私と巴さんのほっぺた。
巴さんは身をよじって、佐倉さんの腕から逃れようとしている。
照れているんだと思う。私も、正直妙に落ち着かない。
けれど私は、大人しく佐倉さんの片腕の中に収まっていた。
だって、こういう身体と身体が触れ合あったりじゃれあう瞬間が、
私が昔から夢見ていた友だちって関係を感じさせてくれて、
言葉には出さなかったけど、とっても嬉しくて仕方がなかったから……。
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