83: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/28(月) 21:54:42.50 ID:+4t1wRMgo
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マミさんと私は、余所の魔法少女から救援の要請を受けて、見滝原から離れたある地方都市にやって来ていた。
私たちと、様々な思惑を抱きながら他に馳せ参じた魔法少女たち、地元の魔法少女の力を結集してもなお、
そこで異常発生した強大な魔獣どもの波を阻止することは困難を極めた。
一人、また一人と魔法少女が倒れていく。
しかし、敵の数も緩慢ながら着実に減少し、あともう少しというところまできた。
戦闘の終盤。決着が迫る。
その戦いのさなか私とマミさんは、魔法少女たちの輪から分断を受け、二人だけで魔獣の集団に包囲を受けていた。
どちらも消耗が激しく、負傷や魔力不足をかばいかばい戦うしかない。
包囲網を突破しようと四苦八苦していると、ガクリとマミさんが膝をついた。
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