31:1[saga]
2014/07/21(月) 00:22:02.16 ID:TneoOa+X0
伊織ちゃんの小さい悲鳴が聞こえてすぐ振り向くと、
木の根に足を滑らせて崖の方へと体を倒してる伊織ちゃんが見えて咄嗟に―。
あずさ「伊織ちゃん!!!!」
伊織ちゃんの手を掴むけれど、私の力では伊織ちゃん一人を持ち上げることも出来なくて、
重さに従うように体を地面に預けて、握力だけで伊織ちゃんを繋ぎとめてるような形。
良く見るとこの崖は岩肌が結構露出しているみたいで、
伊織ちゃんの腕が少し擦れて赤くなっているのが見えてとっても痛々しくて。
私も同じように腕に擦り傷を作ってしまったみたいだけど、今は気にしてられない。
伊織「あ、あずさ!?」
あずさ「大丈夫、伊織ちゃん!? 痛い所とか無い!?」
伊織「な、無いけど……。 アンタこそ大丈夫なの!?」
あずさ「えぇ、全然大丈夫」
ちょっと痛いけど。
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