4:1[saga]
2014/07/21(月) 00:05:02.44 ID:TneoOa+X0
「まじない師……。 まぁ、占い師に近いものだと思っておくれ」
まじない師、占い師とはまた違うみたいだけど、どう違うのかしら。
取りあえず占いは良く見てるし、聞いてみるだけ、ね。
あずさ「……私、占いは好きですよ?」
「ほぉ、そりゃ丁度え……、ごっほん。 お嬢さんや、意中の殿方は居るかい?」
あずさ「え、い、意中の…………」
突然の切り返しに頬が熱くなる。 まだ夏には早いのに。
言われて思い出すのは一人の男性。 今となっては中々会えないけれど、未だに思い出すだけで胸が焦げ付く。
それを中々言い出せずに、もじもじ指をクルクルさせていると。
「あー………………。 もうえぇ、大体解った」
なんで今のが解ったのでしょう、口に出ていたのかしら。
ため息を吐いて何やらゴソゴソと懐から何かを取り出しました。
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