過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」睦月「うむ。精進あるのみ」【安価】
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856: ◆uyhWeNAxHY[saga]
2014/07/31(木) 23:47:41.90 ID:WcjA54Xxo

 追加ドラ+1
 京太郎の《一発消し》により飜数−1
 桃子の《一発消し》により飜数−1
 →1飜1000点


京太郎「うおっ……」

 ズシリ、と開けた手牌がとんでもない重量を
 持っているかのような錯覚を抱く

 重いと一口に言っても、重力がかかっていたり
 質量が増加していたりという類のものではなく
 どこからともなく水が辺り一面を覆い尽くし
 身動きの自由が利かなくなる、重さである

ゆみ「早速来たな」

 楽しくて堪らない、といった表情の加治木先輩に

桃子「…………」

 どこか表情の硬い東横

 普通に考えれば、俺と同じくこの重さを体験するのは
 初めてだから緊張しているのだろうが
 それだけじゃない、と感じるのは、どうしてだろうか?

衣「うむ。夕刻となり衣も調子がいい」

衣「楽しもうぞ?」

 妖艶。そう評するのにふさわしい笑みを浮かべ天江さんは言う
 先ほどまでの、幼い面持はどこへ行ったのか


 一向聴から進まぬ手牌をもどかしく感じつつ
 このままでは、天江さんのアレが来る
 それが分かっているのに何もできない口惜しさに
 歯噛みする
 

衣「ツモ。――海底撈月」


 予想通り、魔物が月を掬い取った

衣「海底のみ、1000点だ」

衣「月も満ちていない故、この程度か」

 ゆみ  25000→24500
 京太郎 25000→24700
 衣   25000→26100
 桃子  25000→24700

ゆみ「決勝のあの日、ちょうど満月だったな」

衣「むべなるかな。あの日は衣の力も揺曳としていた」

 天江さんはちら、と俺を一瞥する

衣「今宵は月に陰りがあるのが残念だ」

 本気でそう思っている声音で言う天江さんに
 俺は軽く暗澹とした気分に陥る

 いや、俺としてはこれ以上強くなられると
 対抗の仕様がですね、ないといいますか


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