94:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/08(金) 23:26:29.90 ID:xY0yEw/pO
「いいえ、私が……自分自身が気づくべきだったの。だから、あんじゅがそんな顔をする必要はないわ」
苦しそうな表情を浮かべているあんじゅの横髪にそっと触れて、つばさは静かな口調で告げる。
「それでも私は伝えるべきでした。自分では見えないものも、見つけて教えて上げたかった。私と父の問題につばささんが気づいてくれたように、今度は私が助けたかった……」
「ありがとう。その言葉を聞けただけで十分うれしい。今の言葉だけで、私はまた歩くことが出来るよ」
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