33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/22(火) 13:21:46.42 ID:CTJy8q400
それを聞いて、私はある事実に気付いてしまった。私がUTXに行かずに音ノ木坂に入ったのはお金が無かったから...だけど、このきれいな家からも分かるとおり我が家はそこそこ裕福みたい、たぶんパパがいるからだろう。つまり、この世界では私は音ノ木坂ではなくUTXに入ることが出来てしまったのだ。
にこ「ね、ねえママ?音ノ木坂って高校知ってる?」
にこ母「ええ、知ってるわよ?確か今年で廃校になるらしいけどね.
...それがどうかしたの?にこはあの高校あんまり好きじゃないんでしょ?」
にこ「い、いや...何でもないの...」
考えてみれば当たり前のことだった...パパが居るということが私にそしてこの世界に影響がないはずがない。このまま音ノ木坂は廃校になってしまうのだろうか?いや、私がいなくても穂乃果達がきっとなんとかしてくれる...そんな無責任なことを思ってしまうのは、やはり長年夢見てついに手に入れたこの家族というぬくもりを手放したくないのだろう。
こんな未練がましい自分に心底嫌気がさしたが、それでも私は流されるように学校に向かった。
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