過去ログ - にこ「あんた、ポジションどこなの?」虎太郎「バックダンサー」
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42: ◆J56L221nBM
2014/07/24(木) 21:37:42.11 ID:swFNKsj9o


凛「…そう、だったんだ」



そして今、俺はやっとこの人が立っていた舞台に立つことができた。
今の俺があるのは、この人との出会いがあったからなんだ。



俺は改めて彼女と向き合うと、はっきりと聞こえるように声を出した。



「俺に夢を魅せてくれてありがとうございました」

「あなたとの思い出は、俺の一生の宝物にします」



…そう言った後、恥ずかしさで顔が真っ赤になるのが分かって、顔を見られたくない俺は一目散に逃げた。












凛「し、知らなかった…」

凛「凛のファンが、こんなに近くにいたなんて…」

凛「そ、それに…凛を見てアイドルになりたいって思ったなんて…」

凛「うぅぅぅ…!今更ながら凄く恥ずかしいにゃぁぁぁぁぁ…」




…辺りは、既に真っ暗だった。
夏の虫の鳴き声が、俺の足音に合わせて演奏をしている様に聞こえた。


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