過去ログ - ひぐらしのなく頃に  恋難し編
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157: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 14:39:39.46 ID:IQ7B33obo
圭一「なんですか、これ?」

店主「今の二人に、ぴったりなものだと思うよ」

それは、少しだけ大きめの箱だった。それを得意げな顔をしながら、伯父さんは開ける。

中から出てきたものは、デザインは同じで色だけが違うリストバンドだった。

店主「僕の古い知り合いから譲ってもらったものでね。誰かと大切な約束をする際、これを二人で分け合えば、いつまでもその約束を覚えていられるものだとかなんとか」

つまりは、おまじないの一種のようなもののようだった。

約束の桜の木だとか、卒業生の第二ボタンだとか、そう言った類のものだ。

店主「ほら、来年には魅音ちゃん、ひと足先に卒業しちゃうだろ?そうなったら、二人は離れ離れだ。でも、二人でこれを分け合えば、お互いに忘れてしまうこともないだろう?」

圭一「なるほどな……」

魅音「で、でもこれ、お揃い……」

圭ちゃんと、お揃いのリストバンドをつけて、手を繋いで……。

…………ちょっとだけ、いいかもしれない。


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