18: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/22(火) 02:54:03.98 ID:HYyZ8GF2o
詩音「どうしてそんなに驚くんですか、お姉?極々自然な流れだったと思いますけど?」
魅音「ま、待って、いくらなんでも話が飛躍しすぎてない、詩音!?そりゃ、圭ちゃんと恋人同士になれたら素敵だなって思うけど、でも、そんな……あたしたちにはまだ早いって言うか、そのぉ……」
詩音「まあ落ち着いてください、お姉」
魅音「っ………」
詩音に宥められ、どうにかこうにか落ち着きを取り戻す。
詩音「問題は、圭ちゃんからお姉への感情が分からないから不安を覚えるってことです。これはいいですよね?」
口を開くことが出来ず、控え目にコクリとだけ頷く。
詩音「だったら、分かるようにしてしまえばいいってわけです」
魅音「分かるようにって……その手段が、恋人になるって事なの?」
詩音「そうです。圭ちゃんからお姉ちゃんに向けられている感情が友情止まりだった場合、忘れられちゃうかもしれないって思うんですよね?でも、向けられている感情が恋愛感情だったとしたら?忘れるなんて、あり得ると思いますか?」
魅音「流石に恋人の事を忘れるなんてことは、ないんじゃないかな……」
詩音「それです。お姉が目指すべきはそこですよ」
魅音「な……なるほど……」
またしても、妙な説得力に納得させられてしまう。
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