92: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:26:15.67 ID:M+Kf+DJgo
梨花「更に、こんなところにはハチマキまであるのです。昨日の夜、沙都子が悟史の為にと一生懸命作っていたのですよ」
沙都子「ちょっ、梨花ぁ!それは言わない約束だったはずですわよ!?」
梨花「でも、沙都子は困っていたのです。せっかく作った応援旗が、ちょっと気合いを入れ過ぎたせいで自分では振る事が出来ない大きさであることを失念していたのです。
誰か代わりに振ってくれる人がいないかと探していたのですが、適任な人がいなくてしょぼくれていたのですよ」
沙都子「ふ、ふん!圭一さんに、にーにーの応援団長と言う大役をお任せしようと最初から画策してただけですのよ!」
梨花「でも、圭一は他に用事があったようで来れなかったのです。その理由は、たった今知ったばかりなのですが」
レナ「はう……レナが頑張っても良かったんだけど、これ結構重いんだよ。圭一くんがいたら、派手に振りまわしてくれたと思うんだけど、残念」
詩音「へぇ……その応援旗を、私に振って欲しいと、そう言うわけですか?」
沙都子「詩音さんのにーにーへの想いが本物であるなら、この程度は造作もありませんですわよね?」
満面の笑みで、沙都子はあたしに向かってそう言う。
面白い、あんたの挑発に乗ってやろうじゃない―――!!
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