14: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:26:28.88 ID:zg/IA9gs0
夜明け前からしのびよった灰色の霧が、765号のゆくてに広がっている。
そのわずかな切れ目に、黒い影がはっきりと見えた。
15: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:27:54.77 ID:zg/IA9gs0
そのときだった。
後ろから轟音とともに巨大なうねりが迫ってきていた。
16: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:28:39.67 ID:zg/IA9gs0
伊織「はぁ…船が止まって良かったわね」
真美「流されて岩にはまっちゃったんだ」キョロキョロ
17: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:30:04.71 ID:zg/IA9gs0
やよい「そうだ、ボートがあるんじゃないかな?」
伊織「それよ!ボートで海岸まで向かえばいいじゃない」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/22(火) 16:30:43.90 ID:Mgfl7pP4o
響がいたら安心
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/22(火) 16:31:47.20 ID:AxtFvyE90
当たり前だけど15ではないのね
20: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:31:54.19 ID:zg/IA9gs0
海は鎮まる気配を見せない。
再び後方から轟音と共に押し寄せる波。
21: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:32:59.37 ID:zg/IA9gs0
美希「うーん……一体どうなったの?」
やよい「もしかして、陸に乗りあげたんじゃないですか!?」
22: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:34:03.74 ID:zg/IA9gs0
真「まずは、雨や風をしのげる所を見つけよう」
伊織「ところで、ここは一体どこなのかしら。島なのか大陸なのか」
23: ◆yGncD2ohcs[saga]
2014/07/22(火) 16:34:44.84 ID:zg/IA9gs0
響と貴音は、いぬ美を連れて出発した。
せまい湾を囲むように林がつづき、
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