過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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◆3LA52.EM5g
[saga]
2014/07/27(日) 22:11:25.70 ID:AxlDLkZy0
アスナ「あれキリトくん風邪?」
キリト「いや……そもそもダイブしてるんだから風邪は関係ないと思うけど……」
アスナ「大分寒くなってきたから、気をつけなきゃ。キリトくん、免疫なさそうだから」
キリト「あはは……」
アスナ「それじゃ試合頑張ってきてね」
キリト「おう」
──10月27日。ALO内、新生アインクラッド15層。
オンラインゲームALO内の天空にそびえ立つ新生アインクラッドの15層にて、ある大会が行われていた。
魔法や弓が使えるALO内だが、1番人気の使用武器はやはり剣や槍が多かった。
この大会はその剣のみ使用の大会。
言わば、剣術大会と言えよう。
そしてこの大会の決勝、ここまで勝ち進んで来た男は勝利を確信していた。
男が得意とするのは空中戦。相手の上を取り、確実に一撃で仕留める戦法を使う男だった。
簡単な戦法だ。スキルを地面目掛けて使って目くらまし。その土煙でできた相手の隙を突いて確実に仕留める。
(地上での猛攻のせいでなかなかチャンスに恵まれなかったがもう大丈夫!これで──仕留める!!)
男は勝利を確信していた。この一撃で仕留められると。
頭上は人間にとっての最大の死角。ましてや目くらましされ相手の位置すら分からない相手の攻撃を受け止められるわけがない。
しかし男は考えてなかった。
頭上が死角になるのは
「なっ……!」
(いない!!?)
宙にいる自分も同じだと。
ズドォォォォォン!!
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