過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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51: ◆3LA52.EM5g[saga]
2014/07/27(日) 22:21:22.57 ID:AxlDLkZy0


 ──その場所は、空の上、地上の山脈すら小さく見えるほどに高い場所だった。
 彼らは知らない。その場所がかつて『ベツレヘムの星』という、巨大な空中移動要塞の中央、白のような『本体』が鎮座していた場所のだということを。
 「右方のフィアンマ」という人物の『救済』が、『幻想殺し』によって壊された場所だということを。
 

『──今のが、貴方達が見たという『映像』を繋げて、実際に目に見える物にしたものです』

「…………一つだけいいか?」

「なんなのだ?」

「……俺様はもうちょいかっこいいだろ!もうちょい爽やかなイケメンっぽくあべしっ!!?」

「うるさいぞ。三代目」

「その読み方も辞めてくんない!!俺様には稲荷・D・智樹っていう、正式に襲名した名前があるんだよ!!ディエゴ家舐めんな!!」

「んだ!んだ!」

「先生の言うとおりだ!」

「どうでもいい」

「私も同意見だね」

「…っていうか、僕、ドラムなんて出来ないんですけど…」

『これが予知だなんて誰も言ってませんし、ま、あくまで気になったっ言われたから、あなた方の記憶をデータ化して繋げたわけで』

「けどこの出来事は実際に起きているのよね?」

『ええ。現にこの四つの世界は『錬成』さちゃいましたし、五河士道は福引で、桐ヶ谷和人はつい七時間前に大会で優勝して、学園都市特別見学会のチケットを手に入れてますし』

「──これまで来たらこの映像が予知って信じざるを得ないわね…」

「とりあえず俺様はこの因幡一馬って人物に、アイラックは四葉圭助に化けとくか…アーク、この2人どっかに拉致ってくれる?」

『分かりました。18時間後にメールでそれぞれの会社側から因幡一馬と四葉圭人に有給を取るように偽の連絡。その後、智樹さんとアイラックさんが因幡一馬と四葉圭人としてそれぞれの会社に乗り込んでください。因幡さんと四葉さんには、それぞれ家族で温泉旅行でもプレゼントしておきます』

「サンキュ。それじゃ、シノ、イノ。変装用のマスクや衣装作るから手伝え」

「「了解だ!!先生!」」

『この2人の顔のデータは貴方の部屋に送っておきました』

「相変わらず仕事早いな。あんがとな」

「んじゃ、僕の採寸も必要みたいだし、僕も行くとするよ」

「オイ、翠。とりあえず俺がドラムの使い方くらいは教えてやる」

「は、はい…」

「まっ!ヴィランくん!教えるのはいいけど若い衝動を爆発させて翠に襲いかかるなんてバゲシッ!?」

「黙れこの変態腐女子科学者が。大体、俺がこいつに発情するわけねぇだろ」

「こんなに可愛いのに!?」

「ちょ…キーナさん辞めてください!ひゃ…ちょ!!そこっ……らめぇ…っ!」

「おや?私のメイド兼助手であるキミが!ご主人様に「やめて」と!?礼儀をしらんメイドにはオシオキが必要なようっぎゃぁぁぁ目がぁぁぁぁ!!!」

「『セクハラ、ダメ、絶対』」

「このッ……アークなんか私に作られた存在のくせ偉そーに………」

『──とにかく…桐ヶ谷和人や五河士道、遠山金次を見て、「中々の逸材」とか「女装しての絡みもイケる」「可愛いは正義」とか鼻息荒くしながら悦を漏らす人には、今回はサポートに回ってもらいましょう』

「賛成だな」

「私もだ」

「ええっ!!?そんなー!!」

『ま、自業自得ってことで』


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