過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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841: ◆3LA52.EM5g[saga]
2015/07/25(土) 23:38:53.41 ID:aI50iYB+0

キンジ「……だからってミサイルで突入とか、少し短絡的じゃないか?」

宗茂「Jud.私たちは最初ミサイルとは何だか分からなかったので、安易に了承してしましたが」

キンジ「ジャッジ……?なんだそりゃ」

ァ「武蔵内での“応答”、“了解”の意を持つ掛け声です。元は咎人用の物でしたが……」

キンジ「そうか……。あんたらもなんか大変そうなんだな」

 咎人用の返事をなぜ彼らが使わなければならないのか、キンジは知らない。そこには深い意味があるだろうし、部外者の自分がずかずかと踏み込む部分ではないと判断したからだ。

オッレルス「それが一番いい手だと分かったからね。まぁ、もちろん君らを乗せるのはただのミサイルじゃないが」

GV「まっさかこんな代物を真面目に学園都市は開発してるとはな。真面目に驚いた」

 その言葉に不信感を抱くキンジ。その当たっても欲しくない不信感は、本当に当たることになる。

 倉庫の奥。扉の向こうにある滑走路に鎮座しているのは一般人に「ミサイル」と言って描かせれば十中八九こうなるであろう形のミサイルであった。

 唯一違うところと言えば、その側面に扉らしき部分がついており、そこにタラップが架設しているところだった。

 何となくシャーロックのことを思い出す。彼もICBM(大陸間弾道ミサイル)に乗って飛び去っていったが、

キンジ「まさか同じことをすることになるとはな……」

 冷や汗を滲ませながらも、坦々と乗り込んでいくGVリーグの面々や白雪、武蔵の三人や魔術師たちについていく。

 もはや引き返すことは無理そうだ。だったらさっさとこの事件を片付けるに限る。

 そうした思いを抱えながら、武蔵へと向かう片道のみの移動手段の中へと入る。

キンジ「……ってか、ミサイルの必要あるのか?他にいい方法とかは……」

GV「細かいこと気にしてたらもてないぞ兄貴」

 ……ほっとけ。



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