過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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908: ◆3LA52.EM5g[saga]
2015/08/10(月) 09:37:57.24 ID:/M7yX8/xO

垣根「……では、貴方もあの恐竜のような生物には見覚えがないのですね?」

一方通行「あァ。学園都市ならあァいう生物兵器、平気で量産してそうだが少なくともあンなヤツは俺の記憶にはない。このタイミングで誰が解き放ったかなンて、以ての外だなァ」

 学園都市の第一位、暗部の事情や科学者達によって行われてきた様々な実験にも詳しい一方通行ならばあの獰猛な怪物について何かしらの情報を持っているのではないかと思いきたが、どうやら空振りだったらしい。

 明らかにあれは現存する自然に進化を遂げた動物の姿ではない。何か外的な刺激によって生まれた、もしくは進化した生物だ。イグアナが放射線によって巨大怪獣に……というのは空想だが、学園都市ならばそれが現実になるのだ。

垣根「そうですか」

 まぁそこまで厄介な能力を持っているわけではないし、大挙されれば面倒くさい程度だ。こちらを襲ってくるからには撃退しなければならないが、それで自分やこの第一位がピンチに陥るという事はないだろう。これはおごりや慢心ではなく、客観的に分析した結果の答えだ。

 それよりも、もっと別の疑問もある。

 それは、

垣根「……貴方、なんでこの状況でカレー食べているんですか」

 つまりそういうことだ。

 一方通行を見つけた時、彼がなんかインド人的な人からカレーを受け取って食べてる姿には驚いた。いや彼も人間だからカレーくらいは食べるだろうが、なんか見たことないし想像もしない光景だっただろうか。

一方通行「……なンだ?俺がカレー食ってちゃ悪ィのか?」

垣根「いや……そうじゃないんですけど。だいたい誰ですか?このインド人」

 さっきからしきりにこちらにカレーを進めてくるインド人的な人をチラ見し、目線を再び一方通行に向ける。一方通行から帰ってきた答えといえば

一方通行「知るか」

 という素っ気ないものだった。


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