過去ログ - 【艦これ】 鈴谷「……え、この子たち皆が?」 提督「秘書艦、なんだ……」
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141: ◆FS4Zx/W3oaqe[saga]
2015/04/28(火) 03:00:00.10 ID:VxJ4S8l60
提督「わっ!? い、雷?」ビクッ

鈴谷(雷ちゃんが、起き抜けの提督に思い切り抱きついた……!)

雷「もう……」

雷「司令官、鈴谷と一緒にお泊りなんて――羨ましすぎっ」スリスリ

鈴谷(おお、思いっきり身体を擦り寄せてる……)

提督「い、雷、すまん。これには事情が――」

雷「みんなー? 司令官、『事情』があるみたいよ?」

電「そ、そうなのですか、司令官さん?」ダキッ

響「……聞かせてもらいたいね、是非とも」ダキッ

暁「も、もう、あなたたちっ! レディらしい振る舞いをしないとダメじゃない!」ダキッ

鈴谷(雷ちゃんが呼びかけると、全員が一斉に提督めがけてやってきた)

鈴谷(ちなみに雷ちゃんは言うまでもなく、電ちゃんも響ちゃんも暁ちゃんも)

鈴谷(みんながみんな提督に抱きついてる有り様だった……)

鈴谷(――さすがに動転していると、行動まで普段とはちょっと変わるらしい)


鈴谷「何というか……」

鈴谷「みんな、提督大好きなんだね……」シミジミ

響「鈴谷さん、違うよ。私は別に、雷みたいに司令官を思ってるわけじゃないから」

暁「そ、そうっ! た、ただ……雷がちょっとやり過ぎちゃってるだけで」

電「し、司令官さんと、そういうことは――考えるだけで照れるのです」

鈴谷(呟いてしまった私に、三者三様の反発の言葉が投げつけられた)

鈴谷(……ふむ)


鈴谷「……ねぇ、雷ちゃん?」

雷「それじゃ司令官、今夜は私と――ん? なぁに、鈴谷?」キョトン

鈴谷「……えっと。雷ちゃん、妹ちゃんやお姉ちゃんに対して思ったりすることってある?」

雷「へ? ……うーん、そうね」

雷「――みんな、私より素直じゃないなぁって思うことはあるわよ!」ニコッ

暁「こ、こら、雷! お姉ちゃんたちに向かって――」アセアセ

響「……まったく。雷は、礼儀と遠慮を知らないんだから」タメイキ

電「い、雷ちゃん! そういうことを言っては――」アセアセ

鈴谷「うんうん、わかったわかった」

鈴谷(そこで私は、とびきりの笑顔を作る)

鈴谷(というか、この子たちは本当に――私のオアシスだなぁ)

鈴谷(自然と顔がニヤけてたまらないよ……)


鈴谷「……みんな、顔真っ赤だねぇ」

三人「――!」カァァ

鈴谷(私が言うと、ようやく自覚したのか、余計にその色を濃くさせる三人組)

鈴谷(暁ちゃんは「そ、そんなこと……!」と顔を背けながら頬を真っ赤にしている)

鈴谷(響ちゃんは「……鈴谷さん」と何か言いたそうにしながら俯いてしまう)

鈴谷(で。電ちゃんは「そ、そんなこと……ないのです」と尻切れトンボになりそうな、か弱い声を出すのだった)

鈴谷(ちなみに申し訳程度に補足しておくと、その間も提督から身体を離すことはなかった――おお、提督の顔がさすがにキツそうに)


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